石井裕之『人生を変える!「心のDNA」の育て方』
「心のDNA」の育て方~夢と目標を実現する7つの心理セラピー~(CD付)
- 作者: 石井裕之
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【Therapy1】 なぜ、小さくはじめることが大切なのか?
●夢は大きく、行動は小さく
●どんなに小さな環境でも、そこでのエキスパートになる(ex. Phで始まる単語のエキスパート)
【Therapy2】なぜ、想像力がないと幸せになれないのか?
●感情にはふたつのタイプがある(受動的/能動的)
●自ら望ましい感情を産み出すことができれば幸せ=想像力
●トレーニング:ボールペンから感謝の感情を産み出してみる
●潜在意識には、どれだけ長くやったかということよりも、どれだけ心を込めてやったかが大切。
【Therapy3】なぜ、毎日100点が取れてしまうのか?
●今が楽しくなければ続かない
●20kg減→一週間1kgとして一週間で1kg減達成→100点満点
【Therapy4】なぜ、自分の目標を人に話してはいけないのか?
●有言実行の弊害:ワクワクや愛から始まった目標がいつの間にか「義務」になってしまう。
●周りに宣言するのは、「私を構って」という悪魔。あくまで自分のためにがんばっているというのを忘れずに。
●目標を人に言わず我慢すると、潜在意識が早く実現しようとする→「モチベーションの圧縮」
【Therapy5】なぜ、あなたは自分の夢を信じなくてはいけないのか?
●ひとりひとりが、「自らの権威」となって生きる時代になった。(大企業もベンチャーも成功のチャンスは十分にある、ひとつの大きな権威に合わせて生きる必要がなくなった)
●悟性魂(ごせいこん)の時代=企業や権威の期待に応えられる人間になることが心の大切な在り方だった時代
●意識魂=私にしかできない輝ける才能なり力なりが、眠っているのではないk、自分自身を拠り所にして生きていく
●あなたの中に「こういうことをやりたい」という夢があるなら、人間全体の魂の成長の観点から言っても、自分の内なる声を押し殺して他人の尺度でいきるのではなく、あなたは何としてもその夢を実現すべく一歩を踏み出すべきだ。
【Therapy6】なぜ、正解を求めてはいけないのか?
●もちろん、100%意識魂的な態度に終始するのはただの理想論。人生には悟性魂的な生き方の部分も必要。ただ、今の時代にはひとりひとりの意識魂を輝かせることがより強く求められている。
●決断力は、正しい判断をする力のことではなく、「自分の判断に責任をもつ覚悟のこと」
●その結果のすべての責任を自分で負う覚悟で選択するのであれば、どんな選択をしてもそれがあなたにとっての正解だ。
●つまり、外に正解を求めてはいけない。「あなた」が正解そのものになるのです。
【Therapy7】なぜ、この1000万円は誰にも盗めないのか?
●三ヶ月かかって稼いだ一千万円を空き巣にとられても、一千万円を稼ぎだした商人としてのあなたの力は消えない。
●ピアニストの話:天才ピアニストがいた。世の中から一切のピアノがなくなったとしたら、そのピアニストの才能もなくなったと言えるか?肉体が市とともに滅びた時、私たちはちょうど、ピアノを失ったピアニストのようなものだとは考えられないだろうか?再びピアノを得たピアニストは、天才とはいってもかなりブランクがあるから、最初のうちはうまく演奏できない。それと同じように、我々が人生でたくさんのことを学んでいると思っているが、実は「思い出している」のかもしれない。
石井裕之『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』
「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法~思い通りに自分を動かす4つの法則~(CD付)
- 作者: 石井裕之
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【CHAPTER1】「もうひとりの自分」とうまく付き合ってますか?〜意識と潜在意識〜
●いつもの自分=意識、もうひとりの自分=潜在意識がいる。
●ふたりの自分が矛盾してしまったときには、ごく当たり前のこともできなくなってしまう。(新車なのに事故で使えなくなってしまった女性の例え)
●もうひとりの自分=潜在意識と仲良くやるには、潜在意識の言葉を理解して、それを使ってコミュニケーションすれば良い。
【CHAPTER2】ひっくり返して考えれば「もうひとりの自分」が見えてくる〜ひっくり返りの法則〜
●潜在意識のひっくり返り:「心の支点」「主客の関係」「時間の流れ」
<心の支点>
●目標や夢をしっかりさせる、決めつける。ex. 通訳になる!(根拠のない自信)→そのために英語を勉強
●テコの原理のようなもの。支点がぐらぐらしていたら力が伝わらない。
<主客逆転>
●オレンジ色が似合うと「言われた」→「私には、オレンジ色が似合うに違いない」
●人をほめることは、潜在意識の観点から見れば、あなたがあなた自身をほめたことと同じ意味になる
●自分が認めてほしいことを、まず他人の中に認めてあげよう
<時間の流れ>
●潜在意識の世界では、時間が逆に流れている
●夢の話:夢の中のマシンガンの音と外のバイクの音。バイクの音を聞いた瞬間から、夢のストーリーが逆算的に作られた。そのプロセスが一瞬のうちにおこる。
●ということは、潜在意識の時間の流れに合わせて考えることで、もうひとりの自分とうまく付き合うことができる
●勉強のための本を普通の読み方で読んだら、次は本の後ろから前に向かって逆順に読んでみる
●人の話聞く時(講演など)、メモとらない。そのかわり終わった後、内容を逆順に思い出しながらノートに記録。
【CHAPTER3】「もうひとりの自分」は毎日生まれ変わる〜生まれ変わりの法則〜
●みんなが仲良く手と手を結び合っている→転校生が入ってきてもなじめない→クラス替えをすれば、転校生も無事クラスの一員に。
●セミナーなどで斬新な考え方が入ってきたらクラス替え=睡眠をとる必要がある。
●催眠状態も同じこと。ボーっとしたり休むことは、潜在意識に任せる、ということ。
●毎晩の睡眠だけでは生まれ変わることができない場合、潜在意識は、あえて大きな挫折を味わわせる。(潜在意識が新しく大きな成長にむけて再構築に専念できるように、意識の介在を封じ込める)=成長のためには必ず崩壊が必要だ
●潜在意識は毎日生まれ変わる=これからの人生を、昨日までのあなたの尺度で測ってはいけない。
【CHAPTER4】「もうひとりの自分」は繰り返しに影響される〜リズムの法則〜
●潜在意識は、繰り返しのリズムに影響される(どんなものでも無条件に潜在意識に入り込める)
●繰り返し=習慣(言葉、感情、場所、空間、人、立居振舞、一挙手一投足服装、持ち物、飲み物、食べ物)
●電車や横断歩道で思わず走ってしまう=電車のスケジュールや信号に振り回されている
●他人を意図的に操作したり振り回したりすること=manipulation
●マニピュレーターは「私には自分自身をコントロールする力がないから、他人の方を動かして帳尻を合わせよう」と考える、その人自身の「弱さ」に他ならない。
●相談して、返ってきた答えに喜んだり、がっかりしたりする=自分の中に「基準」があったということ。
●自分で決断するのが怖い→他人に自分の人生を振り回されたい、ということになる。
●振り回されない人生を生きるためのトレーニング:どうでもいいようなちょっとしたことも、自分で決めるようにする
●潜在意識は、それが一般的にどんな些細なことであろうとも、注がれる心のエネルギーが強ければ、それを重大なことだとみなしてしまう。真剣に向き合えば、潜在意識はそこから奇跡も起こすし、人生を台無しにもする。
【CHAPTER5】My word is law〜言霊の法則〜
●「金曜までに企画書を仕上げる」と何回唱えても行動しなければ(繰り返しのリズムを取り違えれば)、「私の言葉は実現しない」というアファメーションが構成されてしまう。→かくしてあなたの言葉から力が失われる。
●つまり、「できないと最初から分かっていること、ヤル気もないことなら、口にしない」
●「私は実現することを言葉にする」=私の言葉は現実になるのだ、ということを潜在意識に分からせる。
●ゼッタイに実現する目標を掲げる→それを繰り返せば、「目標+実現」のセットに繰り返しのリズムが生まれる。
●たかが水を飲むというだけのことでも、「私はこの水を飲む」という言葉を、真剣に心をこめて唱えるという所がポイント。
●言葉が乾いた記号から命を吹き返し、再び言霊としての力を持ちうるようになるのは、私たちがお互いに本当に愛情に満ちた思いやりの言葉を交わせるようになるときなのかもしれません。
本田直之『レバレッジ・リーディング』
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
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●Amazonのカテゴリートップランク買い
「売れている本には、やはりそれだけの理由がある」
また、その本が売れるという現象そのものからも、世の中の動きを推察することができるはず
●読書の流れ
1)本を読む目的を明確化(読むところと読まないところの見当をつける)
2)制限時間を設ける(本の内容次第だが、平均は1〜2時間程度)
3)全体を俯瞰する(「まえがき」「目次」「あとがき」などをチェックし、本の全体像を頭に入れる)
4)読書開始
緩急をつけて読む:重要なところは熟読、他は斜め読み(cf. 「カラーバス効果」目的の場所で目が止まる)
ポイントを押さえる:線や印、書き込み、ドッグイヤーなどのマーキング
●バラバラな時間帯に読むよりも、時間や環境を決める
ex. 朝一番、電車の中、etc →松岡正剛氏も言っている(千夜千冊虎の巻)
●一冊一時間で充分な本
・すでに持っている知識を強化するための本
・成功体験・経験談
・自己啓発、モチベーションを上げるための本
●読むスピードに緩急をつける。
重要なところ:じっくり
その他:猛スピード
●メモの作り方
週一回、SimpleText、A4サイズ
角を折ったところ、線を引いたところを書き出す(自分の言葉でも可)
出典、人名を書いておくと後で役立つかも。
自分なりのアイデアや気づきも付け加えていく。
●メモが貯まったら、テーマ別に分類
ex. 経営/営業・マーケティング/ビジネスアイデア、商売/起業/IT活用/コーチング、人材マネジメント/ネゴシエーション/ファイナンシャルインテリジェンス/不動産、株式投資/移住/リタイア/タイムマネジメント/ゴールマネジメント/セルフマネジメント/人脈/心理学、脳/読書・勉強/実用英語/健康・フィットネス/運/出版・本の書き方/プレゼンテーション、文章表現
●読書メモの他に、「データ」「引用文」というカテゴリーも。読書メモから派生する形で。
●面白い本やためになった本は本棚の上の方に置き、つまらなかった本は下の方に。下の方から捨てていく。
本のページがどれだけ折ってあるかで判断。
原研哉『デザインのデザイン
- 作者: 原研哉
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/10/22
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原研哉『デザインのデザイン』special
p.24
一方、デザインは基本的には個人の自己表出が動機ではなく、その発端は社会の側にある。社会の多くの人々と共有できる問題を発見し、それを解決していくプロセスにデザインの本質がある。問題の発端を社会の側に置いているのでその計画やプロセスは誰もがそれを理解し、デザイナーと同じ視点でそれをたどることができる。そのプロセスの中に、人類が共感できる価値観や精神性が生み出され、それを共有する中に感動が発生するというのがデザインの魅力なのだ。
p.411
デザインとは、ものづくりやコミュニケーションを通して自分たちの生きる世界をいきいきと認識することであり、優れた認識や発見は、生きて生活を営む人間としての喜びや誇りをもたらしてくれるはずだ。新しいものはゼロから生まれるのではなく、外から取り入れるのでもなく、平凡に見える自分たちの日常を独創的に覚醒させることから生まれる。デザインとは感覚を覚醒させ世界を感じ直していくことである。
佐藤卓『クジラは潮を吹いていた。』
- 作者: 佐藤卓
- 出版社/メーカー: トランスアート
- 発売日: 2006/09
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●あたりまえの概念に疑問を投げかけ、理由を明らかにし、意味のなくなった概念を取り去る(ex. 口紅なぜ立たす? コンパクトのヒンジはなぜ隠す?)
●なぜ、これだけ大量のロゴと共に暮らさなければいけないのか?
●デザイナーは翻訳者に徹するほど良い。作家(クライアント)が自ら気付いていないことなどを引き出すことが重要。通訳としてのデザインもデザイナーの数だけあり、そこに個性がでる。個性は対処の仕方にあるのであって、表現に存在するものではない。
●「デザイン」とは、「物を作ること」ではなく「人と環境を繋ぐ媒介」であるということ。物は「情報の入り口」であるということ。
●(Pleats Please)このような時、私は実際にコンビニには行かない。大切なのは頭の中で描くということなのである。頭の中にこそ第三者と共有できる普遍がある。(日常、簡単、持ち運ぶ、小さくなる)
●シンプルなものとは、情報を削ぎ落としているものではなく、すべての情報を簡単な形に内包しているもののことを言う。
●(P701iD)プロダクトには「わきまえ」が必要であるということ。デザイナーはいつの間にかユーザーの客観的視点に戻れなくなるのだ。
●(S&B)商品主役。それは付加価値をつけるのではなく、価値を伝えるということである。
佐藤卓=(原研哉+深澤直人+大貫卓也)÷3。 土星人−。
伊藤直樹『「伝わる」のルール』
- 作者: 伊藤直樹
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2009/09/17
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2009/09/17読了 2009/09/23メモ
●「インタラクティブが生きる法則」とは?
富士急ハイランドの「最恐戦慄迷宮」の例。
お客さんに対してこちらから働きかけ、そこで起こった行動に対してさらに働きかけ…と相互関係を作り出していくことで、カタルシスのある「体験」を提供している。こういうものがインタラクティブを用いたコミュニケーションの基本。
「廃墟と化した病院で起こった惨劇」といったバックグラウンドを考え、そこにストーリー性をもたせて起承転結を設定する。そのうえで、仕掛けをつくる。
●アイデアを考える時は、広告に接した人がどう思うかを徹底的に検証する。
人の行動をデザインするというか、ある種の「空間導線」を企画の中に埋め込む。
●ビッグアイデアはシンプルなものになっているかどうか。人の口の端に乗る「3行」。
ex. 「LOVE DISTANCE」=「遠距離恋愛中の男女ふたりを、出会うまで実際に走らせる」
忙しいマスコミの編集者が記事を書きやすいように。
●インタラクティブコミュニケーションの基本には、「身体性」がある。
身体的な動きに呼応して、なにかが起こる。これがインタラクティブということですし、そのやりとりを通じて、人は新たな「体験」をすることができるんです。(ex. マウスのカーソル)
●企画を考える際は、「この企画は、どうやって世の中にひろがっていくんだろう」という部分がイメージできるかどうか。もしくは「はやらせるプラン」を別に用意するか。(キャンペーンの文脈をつくる、ということ)
●フィニッシュにはとらわれる必要はない。結局はイマジネーションの問題。フィニッシュを考えるにしても、とにかく想像力を優先した方が良い。こういう表現をしたときに、受け手はどう感じるのか。どんな状況になるのか。どこがポイントになるのか。とことんまで受け手の立場になりきって、その「体験」をイメージしてみること。
●結局広告とは、「なにかを伝えること」。なにを伝えるのかを徹底的に明解にして、シンプルにいえるまで考え抜く。
●コアアイデアを見つけたら、出口をひとつに決め打ちしないで、それを糸口に、いろんな出口の可能性を考える。(ex. 声で敵を倒すゲーム→テレビCM、OOH、叫ぶ自販機…)
●面白い企画を思いついたら…。
面白い仕組みのアイディアを思いついたから、それで終わり、ではなくて、そこからその本質を考えてみて欲しい。どうして自分がその発想を得るにいたったのか。その仕組みの何を面白いと感じているのか。どうして魅力を感じるのか。それを客観的・徹底的に掘り下げていく。アイディアのエッセンスの部分をつかむ、ということ。そのコアの部分を中心に、「必要なメディアだけを使って、必要な体験を提供すればいい」。